解体工事
解体工事とは
近年、とくに都心部では既に空き地はほとんど無く、新しい建物を建てるには古い建物を取り壊さなければならない、これが最近よく耳にする「スクラップ&ビルド方式」です。
この「スクラップ&ビルド方式」のスクラップの工程「古い建物を取り壊す」を担うのが解体工事です。
平成28 年6月1日. に施行された「建設業法等の一部を改正する法律(平成26年法律第55号)」で建設業許可の業種区分に「解体工事業」が新設された事を見てもわかるとおり、
解体工事のニーズは、近年益々高まっています
株式会社アサバが請け負う工事内容
当社の請負体制は、官庁工事や民間直接工事を元請けとして請負う「元請施工」と、スーパーゼネコン(元請け)の下で一次下請けとして請負う「下請施工」の2つのパターンがあります。
解体する建物の事前調査を行い、設計図書と調査結果から最適な解体方法を検討・計画し、「元請施工」の場合は施主や諸官庁に、「下請施工」の場合は元請会社に提出します。
解体方法が決定したら【解体工事各工程】の専門再下請負業者を統括し「総合管理」するのが当社が請負う工事になります。
一般的な解体工事内容
解体する建物の事前調査を行い、設計図書と調査結果から最適な解体方法を検討し・計画書を作成します。
工事現場の敷地境界に仮囲いや搬出入用ゲートを設置したり、近隣への騒音・振動を軽減するために建物周囲に防音パネル等を設置します。
床、壁、天井の仕上材や、衛生器具・電気器具を撤去します。建物躯体と有価物以外は何もない状態にします。
4)躯体地上部分解体①
地上解体
大型重機や超大型重機を地盤面に設置して建物外部から壊していく解体方法です。敷地が広い郊外の建築物などの解体によく用いられる解体方法です。
4)躯体地上部分解体②
階上解体
重機を建物の上に乗せ、建物内部で解体しながら自分で降りてくる解体方法です。主に敷地が狭く人通りが多い市街地や、近隣に居住者が多い場所で用いられる解体方法です。
逆打ち解体
大手ゼネコン会社が用いる解体方法で、地上新築工事を行いながら地下を解体する工法です。
基礎・地下ピット・耐圧盤解体
通常の基礎部分の解体です。
一括請負管理
"作業が細分化されている『鉄骨工事』『解体工事』を総合的に請け負います。明確な責任施工のもと、経験豊富な専業技術者が責任をもって工事にあたります。"
特殊な解体工事内容
通常の内装解体では仕上材の撤去までですが、骨組みまで撤去し、躯体以外何も無い状態(スケルトン)にします。
主に周辺環境等により重機を使用しての解体が制限されている場合に用いられる解体方法です。
建物を支えるために支持地盤まで打ち込んだ杭を引抜き、撤去する工事です。
人体に有害とされるアスベストを使用して作成されている建築資材を除去する工事です。